zabbixエージェント動作確認方法

最近zabbixを触り始めました。
その中で知ったことをちょくちょく残していこうかと思います。

コマンドによるzabbixエージェントの動作確認方法

zabbixエージェントの監視が正しく行えているかどうか、
また、キーに対してどのような値が取得できるのかをコマンドラインから確認する方法です。
管理画面上に反映されるのを待っててもいいですが、コマンドで簡単にチェックできるので便利です。

利用するコマンドはzabbix_getコマンド。
コマンドの使い方は以下の通り。

zabbix_get -s 監視対象(エージェント導入済)サーバIP -p 監視対象サーバのエージェント起動ポート番号 -k キーの値

以下の例は、/var/log/messagesに文字列errorが含まれているかをチェックするコマンドです。

zabbix_get -s 192.168.xxx.xxx -p 10051 -k vfs.file.regexp[/var/log/messages,error]

正しく値が取れればerrorを含む行の結果が出力されます。
なんらかの形で失敗した場合は、『ZBX_NOTSUPPORTED』が返ってきます。

vfs.file.regexpキーについて

  • キーの引数の検索文字列値に空白を含む文字列を入力する場合は""で囲わないとエラーになります。
  • vfs.file.regexp[file,文字列]で取得できる行は最初に文字列が見つかった行のみである。複数行の取得はできないので要注意。