Android用Zabbixクライアントアプリ「ZabiroiD」公開しました

OSSの統合監視ツールであるZabbixのAndroidクライアントアプリをマーケットに公開しました!
もちろん無料提供です。

ここからダウンロードお願いします。
https://market.android.com/details?id=com.zabiroid&feature=search_result

Andoridアプリの作成の勉強もかねて作ったもので、そこまでいろいろな機能があるわけではないです。
なので、他のZabbixアプリに比べると機能も少なくて作りも甘いかと思いますがお試しください。

このアプリを使う前にZabbixServerの設定でAPIアクセスできるユーザを作成し、有効にしておいてください。
そのユーザ名とパスワードを用いてログインすることで利用できるようになります。



このアプリで実施できる機能は以下になります。

  • Zabbixサーバに登録されたホストの一覧表示
    • 監視を有効にしているホストはホスト名を青色に、無効にしているホスト名は赤色に表示しました
    • ホスト名の横には障害が発生してるトリガーの件数を表示し、その数字をクリックすることで障害内容の詳細を見れるようにしています
    • ホスト名をクリックするとそのホストの詳細な情報のページに遷移します

  • ホストの詳細監視情報表示
    • ホストのIPアドレスDNS設定の情報を上部に表示します
    • ホストに登録したアイテムの最新の監視結果データを下部に表示します
    • 監視データをクリックすることで数値データであればグラフを、文字列データであれば取得文字列の履歴を表示するページに遷移します

  • グラフ機能
    • グラフページに遷移すると、最新の30分の監視データをグラフ化します
    • 左右のフリックで30分前と後の監視データのグラフを表示します
    • ピンチイン・ピンチアウト操作でグラフに表示する時間範囲を2倍に拡大・1/2に縮小します
    • グラフを長押しすることでグラフ画像をメール送信や画像投稿できます

  • https接続機能
    • ログインページにおいて、「https通信」にチェックを入れると以降はhttps通信を実施するように振る舞います


基本的に情報が参照できることを目的に第1弾は作成したので、Zabbixサーバに登録されている情報の変更等の機能はありません。

ZabbixのAPIに監視データのトレンド情報を取得するものがなかったため、広い時間範囲のグラフを表示しようとするとかなり時間がかかってしまいます。
この点は今後の改善ポイントとしたいと思います。

フリック動作など、Androidらしい機能も少し利用したので、Androidの勉強がちょっとはできた気がします。

グラフ表示部分など、実装方法については別途ブログで公開していきたいと思います。