zabbix 自動登録機能設定方法と注意点
zabbix自動登録機能設定方法
zabbixの自動登録機能についてちょっと整理しておきます。
自動登録機能とは、zabbixエージェントが導入されているホストがzabbixエージェントを起動したと同時にzabbixサーバに監視対象として自動的に登録する機能です。
下記に設定の手順を残します。
前提として、zabbixサーバの設定は完了しており、監視対象のホストとzabbixサーバがネットワークで繋がっていること。
また、監視対象ホストにzabbix_agentがインストールされていることとします。
以降の設定は以下になります。
zabbix_agentd.confの設定
activeチェックを有効化する。
zabbixの自動登録機能は、エージェントのactiveチェック機能を用いて登録を実行するため、エージェント側でactiveチェック機能を有効化する必要がある。
DisableActiveの設定項目をコメントアウトするか値を0に設定する。
自動登録用アクション設定
「設定」→「アクション」→イベントソース:「自動登録」→「アクションの作成」
で自動登録用アクションを設定する。
登録対象のホスト名例:linux_server01 アクションの設定例:取得したホスト名に「linux_server」が含まれていればLinux用のテンプレートを適用するといった形で書けばよい。
zabbix_agentを起動
監視対象端末でzabbix_agentを起動すると自動的に登録される。
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- 登録情報の修正
自動登録された状態だとzabbixサーバ側での設定が不十分である。
そこで、登録されたホスト情報を修正する必要がある。
修正箇所は、IPアドレス、ポート番号。
登録時にデフォルトでは「127.0.0.1」,「10050」が登録される。
この値を手動で変更する必要あり。
上記のデフォルトの設定は仕様のようなので、変更ができない。
自動登録は瞬時に実行されるので非常に便利だが、
登録する際に適用されるテンプレートにトリガーの設定がされている場合などは要注意です。
自動登録で登録された瞬間にトリガーも有効になり、トリガーが発動してアラートが上がる場合があるので気をつけてください。
トリガーの有効・無効をうまく設定しておけば回避できると思いますが。